こんにちは。じゃがいもです。
今回は「習い事」という観点からピアノについて考えていきたいと思います。
皆さんは幼いころピアノを習っていたでしょうか。
ピアノは習い事の定番で人気もありますので、経験者は多いはずです。
私も習っていました。が、小学生の頃はとにかく嫌で毎日毎日やめたいとお母さんに泣きついていました。
結局辞めさせてもらえなかったので、高校3年生まで習い続けたわけですが、今となってはお母さんに感謝しています。
おかげで今もなお趣味として人生を豊かにしてくれてますし、ピアノが弾ける大人ってかっこよくないですか?笑
「趣味はピアノです」の一言、大人になればなるほど効果絶大ですよ!!
話が逸れてしまいましたが、ではこどもがピアノを習うメリットってなんなのでしょうか。
私の経験と、私の周りにいるピアノマンたちから聞いた話、体験談、その他もろもろ含め私の知っている限り書いていこうと思います。
ピアノを習うメリット
音楽に馴染める
真っ先に思いつくのは「音楽」がより身近になるということです。
学校の授業もそうですが、テレビを見てもラジオを聞いても、私たちは常に身近に音楽があることがわかると思います。
その「音楽」をピアノを通して率先的に勉強することで、ピアノ以外の音楽も楽しくなると私は感じました。
段々上手くなってくると、聞こえる音をそのままピアノで表現できたりもして、よりピアノと音楽を楽しめるのではないでしょうか。
指先が器用になる
ピアノを弾くって結構細かい作業なんですね。
細い鍵盤を丁寧に弾き続けることは指先のトレーニングにもってこいです。
それはピアノのみに限らず日常作業にも応用が効く、少なくとも私はそう感じています。
タイピングもろくに練習したことないですが職場の人より早い傾向ですし。(ピアノと関係しているかはよくわかりませんが笑)
あとは、握力強化にも直結しますね。
握力って脳にとっても大事な筋肉なので、鍛えておいて損はないです。
歌が上手くなる
音感につよくなるので、歌っている時も「音程」を意識して歌うことができます。
学校では歌を歌う機会は非常に多いので、「ピアノやっててよかった〜」と思える瞬間も多いのではないでしょうか。
歌以外の楽器にも応用がきく
リコーダーや鍵盤ハーモニカ、ギターやトランペットなど、ほとんどの楽器においてピアノで得た知識、経験は役に立ちます。
「ドレミファソラシド」とわかる、音符が読めるだけでも、小学校レベルの音楽は有利に進めることができますよね。
私自身、学校の音楽の時間で困ったことは一度もありませんでした。
中学や高校で吹奏楽を始める!となっても、金管楽器や木管楽器でも割とすぐにできるようになると思います(そもそも音を出すこと自体が難しいためその壁はありますが‥)
リズム感も養われますので、バンドやろう!ってなっても、全く音楽やってきませんでした、という人よりかは上達が早いのではと思います。
頭が良くなる
東大生の二人に一人はピアノを習っていた、又は習っている、という統計があるくらい、ピアノと頭脳は因果関係があるそうです。
ピアノyoutuberでショパンコンクールなど国際的にも活躍している角野隼人さん(youtuber名はかてぃん)も東大出身ということで話題になりましたよね。
そもそもピアノって頭使いますので、頭悪いと上手く弾けないんですよね
楽譜を見ながら弾くこと自体かなり脳を使いますし、練習もスポーツ以上に自分のみでの練習時間が多いことから、方法も自分なりに考えて行うことが多いので、自然と「PDCA」サイクルが養われていくのだと思います。
集中力が身に付く
ピアノはものすごい集中力を要します。
上でも書いた通り、脳を使いますし、指も複雑にばらばらな動きをするわけですから、集中しないと弾けないんですね。
また、練習中もどうやって弾くのか、なぜ弾けないのか、音のバランス等考え実行する要素がたくさんあり、考えてるだけでいつの間にか時間が過ぎている、なんてこともざらにあります。
上手になろうとすればするほど時間が足りないと感じてくるのですね。それだけ集中する必要があります。
発表会やコンクールでは、緊張している中でも適度な集中力をもって演奏に臨まなければならないため、いかなる環境においても集中力を発揮する良い練習にもなりますね。
暗記力が身に付く
楽譜を見ずに演奏することを「暗譜」と言います。
特に発表会やコンクールでは暗譜演奏が普通となります。
この作業は一種の「暗記」ですので、暗記力強化にも繋がります。
練習する、日々継続する成果を実感できる
「継続は力なり」という言葉を見事に体現してくれるのがピアノです。
日々練習することで、弾けなかった曲が弾けるようになる、この経験を無限に積むことができるピアノは、継続する力を存分に養ってくれます。
また、いくら練習しても弾けなかった箇所が、一晩寝ると、いつの間にか弾けるようになっている、といった経験もすることになるでしょう。
これは勉強においても似たようなことが多々ありますので、できないからといってあきらめない、できなくてもポジティブな考え方をすることができるようになる、そういった経験ができます。
もし毎日継続することが苦手な子供たちには、一番最初は練習時間を設定せず、ちょっとでも良いからピアノに触る癖をつけるところから始めていただけたらと思います。
勉強もそうですが、「練習」だったり「勉強」だったり、そう入った言葉をこどもは毛嫌いするする傾向があります。
特にピアノにおいては生活に必ず必要なものではなく、あくまで人生を豊かにするため、楽しむために弾くことを第一前提に考えてほしいので、強制するわけではなく、それとなくピアノに触る癖、習慣を身につけることから意識してほしいですね。
ストレスの緩和
音楽療法があるようにピアノにも自然とストレスを緩和する可能性を持っていると言われています。
これは正直気持ちの問題だと思っていて、音大生とかだとストレス抱えてピアノに向かっている人もたくさんいますし(結果を出さない立場であるならば当然と言えますが)やはり楽しむという気持ちがストレスや緊張の緩和に役立ってくれるのです。
番外編:私の場合はどうだったのか
これだけ良いこといっぱい書きましたが、正直信憑性に書けると思いますので、参考までに、5歳〜18歳までピアノを習っていた私の結果をお教えしようと思います。
音楽になじめる→カフェで流れる歌程度であれば耳コピできる程度には成長できました。ので馴染めています。
指先が器用になる→タイピングや、小学校の頃はミシンなども褒められた記憶があるので、効果があったと感じています。
歌が上手くなる→上手くありません。しかし、音感があるので、下手だという自覚があります。下手なのはわかるけど自分の喉のコントロールが効かないといった感じです。思い通りに声が出せる人はいいと思います。
歌以外の楽器にも応用が効く→かなり効きます。ギターやドラムもバンド時代にかじったことがありますが、やはり人より覚えが早かったです。
頭がよくなる→ろくに勉強してこなかったですが、悪くはないと自覚してますので、一定の効果があったと思います。
集中力が身に付く→これだけ偉そうに書いておいて私自身幼少期は全くといっていいほどピアノを練習してこなかったので、あまり実感がありません。(ピアノが楽しくなかったからです。だからこそ皆さんには楽しんでほしいと心から思っております)
暗記力が身に付く→上に同じです。
練習する、日々継続する力を実感できる→これは今でも実感できます。大人になってからの方が私は毎日少しずつ弾けるようになっているのが楽しくて練習しています。
ストレスの緩和→めっちゃ緩和されてます。何より落ち着きますね。
まとめ:メリットだらけでした
まぁピアノが好きな人が書いているので当然この結果に落ち着きますよね笑
でも自信をもってお勧めできますので、ピアノを習うか悩んでいるお父さんお母さんは体験だけでもいいので、ぜひピアノに触れていただければと思います。
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